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〈超知能〉迫る大転換(1)人類が生む最後の大発明 そしてAIは自己改良を始めるーへのコメント

木村優志

〈超知能〉迫る大転換(1)人類が生む最後の大発明 そしてAIは自己改良を始めるーへのコメント

今日(2025/06/02)の日経新聞一面に、 〈超知能〉迫る大転換(1)人類が生む最後の大発明 そしてAIは自己改良を始めるという記事が掲載されました。超知能と題した特集で、何回かに渡って掲載されるようです。超知能はArtificial Super Intelligence, ASI と呼ばれます。今回はこの記事に対するコメントを書こうと思います。

記事では、メタのチーフAIオフィサーであり、チューリング賞受賞者でもあるヤン・ルカン博士が別の研究者から「今は何を研究すべきでしょうか」と聞かれ、こう答えます。

大規模言語モデルには取り組まないほうがいい

大規模言語モデル(LLM)は言わずと知れた、GPTなどのことです。

ルカン博士は大規模限後モデルには「根本的な限界がある」と述べます。私も同じ立場です。大規模言語モデルは、言語予測性能が非常に高い言語モデルです。しかし、言語モデルであるという限界があります。

GPTはすでに一般的な人間より十分賢いですが、すごく賢い人間の劣化コピーです。それを超えることはありません。

では、どうすればいいのでしょうか?ルカン博士はこう答えます。

自ら世界を観察して学ぶ、全く新たな設計が必要になる

私も大規模言語モデルの延長線上に超知能(ASI)は無いと思っています。

一方で、大規模言語モデルは十分に便利です。多くのことが大規模言語モデルで可能になるでしょう。しかし、それが、超知能に結びつくのかというのはべつの話です。大規模言語モデルはどちらかというと人間の効率を増加させるツールです。人間を超える知能を実現するためには、また違ったアプローチが必要になるでしょう。

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